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2012-04-30 Mon
晴天の中部400kmブルベに行ってきました今回のコースで一番楽しみにしてたのは九頭竜から越前大野までのルート
この国道158の素晴らしい景色を自転車で走り抜けるのを楽しみにしていた
そして最高の天気の中で望みが叶ったのだが・・・
景色の素晴らしさとは裏腹に路面は酷い状態
「北の地獄」いや「北陸の地獄」
[九頭竜~越前大野] は日本の [パリ~ルーベ] だった(ToT)

今回の参加は40人くらい

AM8:00
晴天の下で光明寺公園を出発
既に若干暑い
PC1を過ぎて板取側沿いを走っていた頃に汗で内腿が擦れてきた
酷くなる前にケアしないと走っていられなくなるので
先月の中部300kmでシークレットPCだった休憩所のトイレに寄り
擦れた部分にバンドエイドを貼った
軽い休憩で気が抜けて再スタート後ゆっくり走ってたら
4人組の高速トレインにあっという間に抜かれてしまった
それを見て自分のペースが遅すぎることに気づきスピードアップ
しばらくすると一度は視界から消えた高速トレインに追いついたのでそのまま最後尾に便乗

高速トレインに無銭乗車中
こりゃ楽でいいわ
ぎふ大和のあたりで補給入れようと思ったけどスニッカーズは背中のリックサックの中にある
補給したいけど高速トレインは下車したくない・・どうしようか悩む
走りながらリックを腹に回して取り出そうとしたけど上手く行かない
危ないのでしかたなく停車してスニッカーズを取り出した
その間に高速トレインは遠く離れてしまったが追いつけない距離でもない
まだ再乗車可能なので追いついてから後ろで休むことにして下ハン握って追いかける
数分間の激走の末やっと追いつくと高速トレインはいつの間にか乗客が増えて7人になっていた

PC2手前のループ橋
高速トレインは途中の自販機に寄って行ったのでここではまた一人

PC2から九頭竜湖までは今回のコースで一番大きな峠だ
まだ序盤のここでパワー使うと後半が辛くなるので抑え目で上った
油坂峠を上ると桜が丁度満開
その先の九頭竜湖畔でも桜満開だった

九頭竜湖の湖水は緑がかった色で綺麗
北側の斜面にはまだ雪が残っている

私設シークレットPC 九頭竜ダム管理支所
ここでダムカードをもらうのが本日のミッション1

ダムカードGET

管理事務所の中の展示施設
日本中のダムカードが展示されていたので暫し見物
その後は外に出てダム本体を見物
堤高が結構あり下側の発電施設が小さく見える

九頭竜ダムから大野市街までは美しい景色を見ながらの
快適なダウンヒルのはずだったが路面ガタガタでそれどころじゃない
路面状況に注意しながら走らないとアスファルトの剥がれや割れ目にハンドルを取られそう
悪路に突き上げられたハンドルが手に当たって痛い
北の地獄「パリ~ルーベ」ってこんな感じか? と思いながら走っていた
ひっきりなしに襲う路面からの突き上げで手もお尻も痛くなる
こんな路面では尻の皮が何枚あっても足りないぞ
実は今回は尻の皮を一枚余分に付けてきた(リスキンのこと)
でもリスキンは擦れ系には有効だけど打撃系には効果がなかった
ついにはトンネルの中でライトがホルダーごと外れて落下してしまった
幸い壊れなかったけど危ないところだ。もしホイールに絡まったらヤバかった
次回に備えて落下防止策を考える必要がありそう

市街地に入ると路面状況はマシになるが今度は向かい風にさらされた
PC3からPC4は緩い下り基調なので楽に走れると思ってたけど
向かい風で下り分は帳消しだ
ケツも痛いし手も痛い。おまけに向かい風で体力消耗
あぁ・・ゆっくり休みたい
そうだ本日のミッション2で晩飯は東尋坊で海鮮丼を食べるつもりだったけど
予定変更して温泉で休憩することにしよう・・

東尋坊タワー
シークレットPCのミッションは東尋坊タワーの写真を採るだけでいいのだけど
せっかくなので断崖を見物してきた
商店街を通り抜けると展望駐車場があった
さらに下に降りて岩の上までいけるようだけどビンディングシューズなので
流石にそこまでは行けない

日本海が美しい
実際はもっと明るかったけど逆光で夕暮れのような写真になってしまった
壮大な断崖絶壁が延々と続く光景を想像してたけど実物は想像よりもコンパクトだった
下に降りて岩の上まで行っとけば印象は違ったかもしれない
この写真だとコンパクトに見え過ぎるけど一つ一つの岩は家よりもデカイです

東尋坊からPC5に向かう道も路面が良くない
こちらはマンホールの蓋の周辺が凹んでる場所が多かった
既に夜なので路面状況はさらに見づらくPC5の手前で危うく落車の危機
気が緩んで路面状態を良く見てない時に突然激しい突き上げに襲われた
暗くてはっきりした状況は分からないけどマンホール蓋周辺の凹みに突っ込んだようだ
ハンドルに軽く添えていた手は跳ね上げられ
腰も浮き前輪も浮いて車体は斜めに傾いた
とっさにブラケットに手を延ばすが、かろうじて指先が届いた程度
手元も暗くて何も見えない
暗闇の中で必死で立て直そうとするが指の掛かりが浅くて修正しきれない
くぅっ・・落車する。。
その直後に二回目の突き上げが襲ってきた
二段仕込みの段差か?
それとも今度は後輪が凹みに突っ込んだのか?
車体はさらに傾き転倒寸前だけどその弾みでブラケットを完全に掴めた
あとは腕力で強引に車体を立て直して危機回避に成功
この間おそらく1~2秒
今回は運良く転倒を免れたけど夜間走行のリスクを感じた

PC5の少し先の温泉「漁火」
入浴料500円+タオル代150円
ナビやライトを外してからチャリをワイヤーロックで手すりに縛り付けて入場
脱衣所に入ると一斉に注目された
なんで?って思ったけどブルベ状態の自分の姿に気づいた
ヘルメットにサングラス、反射ベスト、指切りグローブ、さらにヘルメット尾灯は点滅してる
そりゃ注目されるわな・・
湯はヌルヌルしたタイプで無臭
広い湯船につかって腰を伸ばす
あぁぁ気持ちいい。。
次はジェットバスだ
足の裏に泡をあててマッサージ
あぁぁ気持ちいい。。
最後は露天風呂
目の前には日本海が広がっている
真っ暗な海のところどころ漁船の灯りが見える
晴天なので星も綺麗だ
あぁぁ気持ちいい。。
さっぱりとした後は再び汗まみれのウエアを装着
うぅぅ気持ち悪い。。

湯に浸かってたのは30分くらいだけど
チャリの防犯対策したり、休憩室でコーラ飲んだりと
なんやかんやで1時間半も休憩してた
ゆっくり休憩したおかげで脚は快調
尻の痛みも若干良くなった気がする
敦賀までの海岸道路は家も無く街灯も無いし車も殆ど通らない
温泉で休憩したせいで他の参加者とは大きく離れてしまい誰にも会わない
左側は山で真っ暗、右側は海で真っ暗、海は穏やかで波音も聞こえない
真っ暗な道をライトの灯りだけでひたすら走る
ナビだけが心の支え、ナビが無かったら寂しくて耐えられないくらいに何も無い
敦賀から滋賀との県境の峠までは強い向かい風
峠の途中から一気に気温が下がってきた
峠を越えて麓に降りてもまだ寒い
道路の気温表示は11℃だった
PC6では寒さ対策をする
冬インナー、、レッグウォーマ、ウインターライトグローブ、ハーフシューズカバーを装着
琵琶湖の湖畔道路は真っ直ぐで良い路面なのでペースも上がる
ここも何もないけど周りに光があるだけ越前海岸よりマシだ
長浜までくると少し暖かくなってきた
ここらの気温表示は16℃、寒いのは滋賀北部だけだったようだ
湖畔道路を高速巡航してきたので米原ICあたりまではペース落としてゆっくり走る
そして国道21号に出てからは再びペースアップ
PC7までの緩い上りを25~30km/hで走行
ここにきて自分でも驚きのハイペース。温泉でゆっくり休憩した効果か?
PC7から大垣までは緩い下りなので軽快に飛ばす
でも信号が増えてきて停車も多くなる
この辺りから左膝に若干の痛みを感じ始めた
ポジションセッティング不足の痛みとは違う感じ
ビンディング外す回数が多いからか、それとも福井のガタガタ道の後遺症なのか・・
木曽川を渡る頃には空が明るくなり始めた
ここまで来ればもう大丈夫。日の出前の堤防道をゆっくり走ってあと少し
400km以上になるとゴール直前の1kmくらいは感慨深い
「疲れた・・」じゃなくて、「ここまで来たぞ」っていう達成感がある
AM5:11に無事ゴール
暖かいコーヒを貰ってようやく一息
ここでの感想はやはり「疲れた・・」でした
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2012-04-29 Sun
認定タイム 21時間11分
折り返し地点の東尋坊は日が沈む前に到着
ゴールは日の出の頃に到着でした
2012-04-25 Wed

ジェル入りのサドルカバーです
これを装着すればもうお尻は痛くないぞ (^o^)
これさえあれば400kmブルベも600kmブルベも1200kmのPBPも大丈夫だ・・・
いや冗談です。こんなカッコ悪いもん付けて走らないよ
実は最近左の坐骨あたりが痛いんです
以前はこんなこと無かったのになんでかな~って考えると心当たりが・・
昨年までは週1回実走+週1回ジムでエアロバイク
ローラー買ってからは週1回実走+週1回~2回ローラー
ジムのエアロバイクは柔らかサドルで尻ダメージはゼロだったけど
ローラー練習ではサドルも固いし、レーパンじゃなくて普通の短パンでやるのでパッドも入ってない
どうもこれが痛みの原因になってる気がしてローラー練習用にジェル入りのサドルカバーを買ってみた

さっそく装着してローラー練習
うん。これはイイわ。尻ダメージがかなり改善した
ブルベでも使おうかな・・
イヤ。。カッコ悪いからやりません
2012-04-16 Mon
今年も伊吹山に上ってきました
(今年も・・って言ってもまだ2回目だけど)

まだ雪が残る本物のゴール地点
一昨年に続き、また今年もショートコースでした
でも濃霧で何やってるのか判らなかった一昨年と違い今回は視界良好なので
私にとっては実質的に初めての本気ヒルクライムレースです
結果は41分少々で順位は200番あたりでした
(定員800人のはずだけどリザルト見ると926位まで載ってるぞ??)
ボチボチ満足できる結果だけど、もう少しペース上げても良かったかなって気もする
でもペース上げてたら最後まで持たなかったかもしれない
(10km地点あたりで左脹脛がピクピクきたし・・)
しかし滅多に走れないコースだからペース配分をどうすれば良いか判らないですね
AM 9:00
関が原町役場に到着
まだDクラスの受付が始まってないのでぶらぶら散歩してた
受付済ませた後は知り合いを見つけて雑談しながら暇つぶして
その後は緩々と準備をすすめる
ゆっくり準備できるのは良いけどちょっと来るのが早すぎた
もう1時間ぐらい遅くても良かったかな

余計なものは全て外した戦闘仕様
この状態で山に上るのは年に一回の伊吹山だけだ
AM 11:00
ローラー台をセットしてウォーミングアップを開始
30分ほど流した後で高負荷×1分を2回、その後クールダウンしてアップ終了
オッサンなので一度心拍を目一杯上げておかないと出だしの心肺系が苦しくなる
PM 0:50
スタート地点への移動開始
人数増えたせいなのか一昨年以上にゆっくり移動
遅すぎてコケそう・・
スタートは30人ずつ30秒間隔なのでどんどん発射していく
自分はDクラスの真ん中あたりの位置からスタート
ゆっくりスタートの人が多かったので計測ライン通過後は集団の先頭に出た
すぐに前方集団の後尾に追いつくが自分の前に500人くらい走ってるので
抜いても抜いてもどこまでも人がいる。この状況はゴールまで続いた
たぶん最後の方はCクラスの後尾にも追いついてたと思う
スタートしてまもなく緑の豹柄Trek(ProjectOneカラーだからMadone6かな)との
競り合いが始まった
この緑豹Trekとはゴールまでずっと抜いたり抜かれたり
斜度のキツイ場所では緑豹Trekに抜かれる。 斜度の緩い場所では自分が抜き返す
これを何回繰り返したことか
edge500でタイムと高度を見ながら上り続けると路肩に雪が見え始めた
そしてその先についにゴールが見えた
ゴール直前の混雑気味の急坂をダンシングで一気に・・・疲れた
途中でシッティングに変更しゴールラインを先行車をよけながら通過
(ゴールラインちょっと狭くないか?)
ゴール後に緑豹Trekさんと健闘を称えあった
冒頭で書いたように滅多に走れないコースだからペース配分をどうすれば良いか判らないけど
緑豹Trekさんとの競い合いのおかげでいいペースで走れたと思う
高低差や走行時間は二之瀬の2倍あるのに感覚的には二之瀬よりも楽に楽しく上れたし
時間もあっという間だった
レースでテンション上がってるのもあるけど斜度が比較的緩めなのがいい
(やはり自分は急斜度は苦手なんだなと改めて感じました)

ゴール地点は大混雑
なかなか下山できないけど思ったより寒くないので助かった

帰路の途中の桜
奥に見える伊吹山も朝方はけっこうあった雪が殆ど見えない
今日一日でだいぶ融けたようだ